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October 14, 2005
情報と差異
差異が情報を生むー情報とは差異である
環境 情報
均質な環境に情報はない。
人間は均質な環境に居続けることはできない
均質な環境とはインタラクションすることができないから
(すべての差異のない環境とは、重力方向も定方向からの電磁波の照射もない場所である)
均質な環境とのインタラクションは、すなわち一対象とのやりとりである
つまり情報という観点で見たとき、均質な環境は存在しない。
環境とは、常に多様さを指向するものなのである。
情報数学における0と1は、別に0と1でなくてもよい。
○と×でもよいし、aとbでもよい。白と黒でもよい。
だが、0と0ではいけないし、×と×ではいけないのである。
情報が生まれるには、差異は絶対に必要なものなのだ。
逆にあなたが他者と違えば、そこには自ずから情報が生まれうる。
光を分割することで、通信もできる
何かをどうにか分割して、それを伝搬するのが通信の基本原理である。
(通信は差異化を助長するのではないか?/結合も助長するだろう)
それでは、世界はどんどん分かたれていくのであろうか?
AとBであったものが同一のCになることは起こりうるのだろうか?
私の考えでは、起こる。
それは、愛の力によって結びつけられるともいえるし、ただ単に結合が起こると言ってもいい。しかし、屢々それは何のドラマ性もなく中和するーーーこの社会の均一化への圧力のように。
そうして熱力学の第二法則は完遂されていくが、それは情報についても影響するのだろうか?
物理法則が情報の世界にどう適用できるのか、ここ数日は少し継続して考えてみたい。
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(ここから仮説)
二つのものが結合するその瞬間、情報は一つ消滅する。・・・だろうか?
それは忘却ではなく消滅であるがゆえに再び分かたれ生み出されるまで見つけられることはない。・・・のだろうか?
そうして分かたれた世界がまた均質の世界に戻っていくとき、情報の権化である名前は消えていく。・・・のだろうか?
世界が名付けられぬものに帰るということは全情報の喪失と結合による統一とを意味する。・・・のでしょうか?
それは、原始の世界とおなじものになるはずだ。・・・まじで?
それが幸福な世界であるか不幸な世界であるか、考えてみるのは楽しい。
ここから妄想w(おそらく私の占いでは、すべてが統一された世界を幸福と考える人ほど自分で特殊なもの(差異化されたもの)となろうとする。逆に情報にあふれた世界を良しとする人は多くの人と同一の環境(均質化した世界)に同化したがるだろう。理想という情報は、現実から分かたれた別のものであるからである。crossing switch.)
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この文章は、昨日の夜遅く(=今朝早くw)にかかれました。
しかし、今日一日を生きてきて、これに新たな価値と意味を付随するなら、それは
ホットとクール
これ。
ホットでもクールでもない熱的死をやがて迎える宇宙の中で、情報として永続的に残したいもの。
それがこの想いのアツさと、かっこよさ。なんだ。ぜ。
投稿者 AZZIE : October 14, 2005 02:34 AM
コメント
どもども、小檜山研のワタナベです。
ではクールに。
情報科学では情報はエントロピーの逆数だと定義されています。
簡単に言うと、無秩序になると情報が煩雑になるってこったぁ。
投稿者 toshio : October 14, 2005 03:08 PM
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